●<APEC>61歳の誕生日迎えたプーチン大統領に、中国はケーキを、日本は日本酒を贈る
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レコードチャイナ 配信日時:2013年10月8日 19時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77686&type=0
習近平主席、プーチン大統領と会談=「日本に反省させる」布石か―米華字メディ
2013年10月7日、米華字ニュースサイト・多維新聞によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席はインドネシア・バリ島で開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でロシアのプーチン大統領と会談し、2年後の第二次世界大戦における「反ファシズム戦争での勝利」を祝うことで一致した。
中国官製メディアによると、両首脳は同日発表した声明で、15年は
「反ファシズム戦争勝利70周年」
であり、中露両国が多大な犠牲を払い、勝利に貢献したと説明。
双方が記念活動を行い、歴史を忘れずに引き継ぐとしている。
これには重大な意味が含まれているとみられる。
両首脳は会談で2国間関係の強化、アジア太平洋地域の発展に向けた交流拡大などに言及したが、「反ファシズム戦争勝利70周年」での一致は唐突に発表されたという。
アナリストの1人は、声明は歴史問題で対立する日本を懲らしめる決意を示したものだと分析。
中露両国が国際問題で新たに戦略的な共同歩調を展開し、
「日本成敗」に対するプーチン大統領の同意
を取り付けたものとみている。
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中国はロシアとの蜜月ぶりを謳っているようが、ロシアはしたたかだよ。
あの冷戦時代のソ連で苦杯を舐め、心底非情に徹することができるキャリアを積んだ国だよ。
大丈夫かな中国は。
ロシアにとって、一番の敵は日本じゃないよ。
そう、中国なんだよ。
先の米中会談でウハウハと蜜月を謳い上げて見事に集団的自衛権でアメリカにウッチャリをくらったばかりだよ。
今度はロシアとそれをやるのかい。
ロシアは無口で、口数の多い中国の勝手な理屈に異を唱えないだけなんだよ。
それは了承ということではないいんだよ。
話を聞いている、ということだけなんだよ。
賛意とか反対とかの判断は明瞭に表現しない国なんだよ。
中国はどちらかというと言葉の国で、やたらと言葉数が多いが、でもロシアが反論しないかからと言って認めているわけではないんだよ。
まあ、どちらでもいいけど。
一夜明けて、ニュースをみたらこれ。
まったく、どうなっている。
どこに「日本成敗」なんてニアンスがあるのだろう。
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毎日新聞 2013年10月08日 19時48分(最終更新 10月08日 20時02分)
http://mainichi.jp/select/news/20131009k0000m030035000c.html
プーチン大統領:「日本との平和条約締結は完全に可能」
【ヌサドゥア(インドネシア)白戸圭一】
ロシアのプーチン大統領は8日、インドネシア・バリ島で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の閉幕を受けた記者会見で、日本との平和条約締結について
「私が思うに日本とは(条約締結は)完全に可能だ」
と述べ、強い意欲を示した。
プーチン大統領は会見で、平和条約の締結には
「相手を敵だと思うのではなく、友人だと思うことが必要だ」
と述べ、日本との友好関係を重視する姿勢を鮮明にした。
その上で
「私は夢を見ているのではなく、現実的な計画に基づいて作業している」
とも述べた。
また、プーチン大統領は
「日露間の貿易量の増加の速度は、中露間の貿易の増加の速度と同じくらいだ。
これは平和条約締結に向けた好ましい基盤だ」
と指摘。
日露の経済関係のさらなる拡大が、条約締結の追い風になるとの考えを示した。
プーチン大統領は7日、安倍晋三首相とバリ島で会談し、北方領土交渉の進展に向けた協議の継続を確認した。
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まるで、ロシアトーンは中国トーンと異なっている。
中国の一人芝居だろうか?
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レコードチャイナ 配信日時:2013年10月11日 7時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77773&type=0
中国から反日が消える日はない
―中ロ首脳、「反ファシスト戦勝70周年記念大会」で合意
●7日、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が首脳会談を開き、両国は「2015年に反ファシスト戦勝70周年記念大会を盛大に行う」ことで合意した。写真は世界反ファシズム戦争ハイラール記念園。
10月7日、インドネシアのバリで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議で、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が首脳会談を行った。
その席で両国は「2015年に反ファシスト戦勝70周年記念大会を盛大に行う」ことで合意した。
中国の中央テレビ局CCTVや中国共産党の機関紙「人民日報」などが大々的に報道した。
1995年5月7日、モスクワで開催された世界反ファシスト戦勝50周年記念大会に中国が初めて招待され、当時の江沢民国家主席が出席したことがある。
江沢民の感激のしようは尋常ではなく、94年から始めた愛国主義教育を、反日の方向に大きく舵を切るきっかけの一つとなったほどだ。
反ファシスト戦勝大会に集まったのは、すべて第二次世界大戦で日本と戦った国である。
中国、すなわち中華人民共和国はこの戦争に参戦していない。
なぜなら終戦は1945年で、中華人民共和国が誕生したのはその4年後の1949年だからだ。
中国はまだこの世に存在していなかった。
日本と戦った国は現在の台湾政府である「中華民国」。
その意味で中国(中華人民共和国)は国家としての「戦勝国」ではない。
しかし1971年に「中国」の代表として国連に加盟した中華人民共和国は、「第二次世界大戦で勝利した国」として位置づけられるようになったということになる。
▼反日は逆戻りしない
それでも1991年12月にソ連が崩壊するまでは中ソ対立があったため、1985年にモスクワで開催された40周年記念には招待されていない。
ところが50周年記念では、当時のエリツィン・ロシア大統領が江沢民をモスクワの記念式典に招待した。
自尊心を大いに刺激された江沢民はその後、
「日中戦争」勝利の日を、「反ファシスト戦勝の日」
として、自らを第二次世界大戦における「連合国側」の国の一つとして位置づけるようになったのである。
そのため愛国主義教育の中で抗日記念館などを数多く設立させたり、抗日関係の読本やドラマなどの推奨に一段と力を入れるようになった。
もちろん江沢民の父親がかつて日本の傀儡政権の官吏であった事実を薄めるために、自分がいかに反日であるかを誇示して護身を計ったという要因もある。
しかし原因が何であれ、中国ではひとたび「反日」の狼煙(のろし)をあげたが最後、それは二度と再び後戻りはしない。
少しでも反日を否定すれば「売国奴」と呼ばれる土壌が、もともと中国にあるからだ。
なぜなら中国共産党は反日の中から誕生した党だからである。
習近平政権1年目であった今年は、薄熙来事件をきっかけとして表面化した貧富の格差や党幹部の腐敗などがあり、反政府に向かうであろう反日デモを抑えてきた。
だからと言って反日が消えたわけではない。
いやむしろ、中国から反日が消える日はないと思った方がいい。
50年後、100年後ならいざ知らず、ここ10年、20年で消えることは絶対にない。
民主化すれば反日がなくなるとも思わない方がいい。
それは民主主義国家であるはずの韓国を見れば何を説明しなくとも歴然としているだろう。
▼2015年に向け日本自身の世界戦略を
おまけに今般のAPEC首脳会議に、アメリカのオバマ大統領が欠席したことにより、中ロの存在感を強めてしまった。
その中ロが2015年を見据えて反ファシスト70周年記念大会を盛り立てていこうとしている。
崔天凱・駐アメリカ大使も10月8日にワシントンで開かれたフォーラムで日本を非難した。
曰く
「日本は第2次世界大戦の敗北は原爆だけによるものではないことを自覚し、戦後の世界秩序に挑戦すべきではない。
日本は米国さえ敵に回さなければ何の問題もなく、その他の国々が持つ懸念に配慮する必要はないと考えている」
と。
さらに
「日本を打ち負かした側には米国と中国も入っているのは言うまでもない」
と述べた。
このように中国は自らを第二次世界大戦の連合国側の一員だと位置づけ、その反日姿勢を強化することはあっても崩すことはない。
中国以外の、当時の真の連合国側の国で、今もなお反日を叫び続けている国は世界にあるだろうか。
文化大革命(1966年~76年)で壊滅的打撃を受けた中国に、資金と技術の支援をし続け、今日の中国の経済発展の基礎を作ってあげたのは日本だ。
その日本人の気持ちを裏切り、世界秩序を乱しているのは中国ではないのか。
日本の領土である尖閣諸島を、突如中国の領土と言い出したのも中国だ。
今年反日デモが起きなかったのを見て、日中関係が改善すると期待する一部の人たちがいるようだ。
たとえ一時的に関係がほぐれたように見えても、中国の政治から反日が消えることは根本的にない。
経済的に強くなればなるほど、高飛車な態度と対日強硬策は強化されていく。
2015年に向けて、日本は日本自身の世界戦略を立てていくべきだろう。
(<遠藤誉が斬る>第4回)
遠藤誉(えんどう・ほまれ)
筑波大学名誉教授、東京福祉大学国際交流センター長。1941年に中国で生まれ、53年、日本帰国。著書に『ネット大国中国―言論をめぐる攻防』『チャイナ・ナイン―中国を動 かす9人の男たち』『チャイナ・ジャッジ毛沢東になれなかった男』『チャイナ・ギャップ―噛み合わない日中の歯車』、『●(上下を縦に重ねる)子(チャーズ)―中国建国の残火』『完全解読「中国外交戦略」の狙い』など多数。
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