●事件発生前に撮影された天安門前の様子
まさかこれ、ヤラセということはないよな。
共産党あたりだとやりかねないが。
では何のために。
日中の膠着状態に向けられた目を国内問題に戻すために。
これから国内はやたらと締め付けが厳しくなる。
その理由付けでヤラセを考えることもできる。
そしてその分、尖閣問題から民衆の目を反らせることができる。
まあ、真実は闇の中だろうが。
でもこの事件、やたらと安易にできすぎていないか。
いかようにも解釈できる。
単なる交通事故のようでもあるし、テロなのかもしれないし、である。
そんな視線で見ていくのもスタンスとしては考えてもいいだろう。
シュミレーションはいくつも作られているはずである。
政治にはウラがあり、さらにそのウラもある。
それが、政治であり、外交ということでもある。
それができないようなら、表舞台には立てない、ということでもある。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月30日 17時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78497&type=0
中国首脳も注目の天安門車両突進
=共産党関連紙は庶民に「平常心」を呼びかけ―米華字メディア
●29日、中国・北京市の天安門前で起きた車両の突進騒動に、当局は中国国内のメディア及びニュースサイトの報道を規制。党機関紙・人民日報の傘下、環球時報は報道で、「民衆は平常心で事件を見守るべき」だと主張。写真は北京市の人民大会堂。
2013年10月29日、中国・北京市の天安門前で起きた車両の突進騒動に、中国共産党指導陣が注目している。
米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。
28日正午ごろ、天安門前の路上で1台の自動車が通行人に突進。
車は金水橋の柵に激突し、出火後に爆発。
これにより5人が死亡し、日本人男性1人を含む38人が負傷した。
騒動が発生した当時、習近平(シー・ジンピン)国家主席や李克強(リー・カーチアン)首相を含む中央政治局常務委員7人は、現場すぐ近くの人民大会堂で開かれた会議に出席していた。
騒動に関して中国メディアも注目したが、当局は中国国内のメディア及びニュースサイトの報道を規制。
これらの報道機関は、国営メディアである新華社通信の記事を引用することしか許可されていない。
中国共産党機関紙・人民日報の傘下である環球時報は報道が許可されているが、報道は当局寄りの内容となっている。
同メディアは
「事件には奇妙な点があるが、民衆は平常心で事件を見守るべき」
だと主張し、
「天安門広場の警備をいくら強化しても、アクシデントを完全に防ぐことはできない。
テロリストとの関連性はまだわかっていないが、
テロリストや社会に報復心を抱く者は常に裏をかこうと躍起になっている」
と報道した。
』
『
サーチナニュース 2013/10/30(水) 17:24
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1030&f=national_1030_057.shtml
天安門の車両炎上事件 日本の報道に複雑な思い=中国版ツイッター
28日に天安門広場で起こった車両炎上事件に関して、中国版ツイッター・新浪微博に、日本での報道への感想が書き込まれた。
日本メディアのほとんどは、今回の事件の背景を、中国で広がる貧富の格差、少数民族への抑圧などの問題とからめて伝えている。
テレビ朝日の報道ステーションを見たという竹羊羊(アカウント名)さんは
「中国メディアの嘘ばかりの報道も嫌いだけど」
と前置きして、
「まるで中国という国家が悪の限りを尽くしていて、そこでは人が安心して暮らせないように見えた」
と感想をコメント。
報道された番組の数場面を写真で紹介し、
「一方、1秒たりとも、テロリストが罪のない人を犠牲にしたことは非難しない。
今の日本メディアは、本当に中国に恨み骨髄なの?
心が痛い」
とつぶやいた。
これに対し、他のユーザーから
「番組は暴動の原因分析がテーマだから(仕方のない部分はある)」、
「行き過ぎは是正されるよ」
など、冷静な励ましのコメントがつき、竹羊羊さんは
「テレビ朝日は好きだし、普段は番組を楽しんでいるよ。
でも今回は少しやり過ぎだと思った。
視聴率を取りたかったのかも」
と、普段から見ているというだけに、複雑な思いを返した。
新浪微博では、他にも何人かのユーザーが、この事件の日本での報道され方を話題にしており、事件の背景として中国の抱える問題ばかりがクローズアップされ、
無関係の一般市民を巻き込んだ“テロ活動”であることが軽んじられているとする、書き込みが寄せられている。
』
『
サーチナニュース 2013/10/30(水) 11:55
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1030&f=national_1030_022.shtml
天安門の車両炎上…新疆で発生した衝突に対する報復か=香港
北京市の天安門前で28日、自動車が突っ込んで炎上、日本人を含む43人が死傷した事件について、香港メディアは「2013年6月26日に新疆ウイグル自治区で発生した衝突に対する報復の可能性がある」と報じた。
新疆ウイグル自治区で6月26日、ナイフで武装した暴徒が警察署と自治体庁舎を襲撃する事件が発生、警察官や市民が多数死亡したほか、警官隊の発砲によって暴徒10名が射殺された。香港の蘋果日報によれば、天安門で発生した事件の容疑者は、6月に発生した襲撃事件で家族を殺害されていたと報じた。
天安門で炎上した自動車に乗っていたのは2名のウイグル族男性であることが分かっているが、2名の関係についてはまだ不明だ。
北京市内にある中国中央民族大学で教鞭をとるウイグル族の教授は、「当局は詳細な情報を公表しておらず、現時点で分かっていることだけで結論を下すことはできない」とし、「中国の少数民族が極端な方法で自らの主張を表現していることは社会の矛盾が激化していることを示す。共産党政府の政策に問題があり、責任は共産党政府にある」と主張した。
』
『
サーチナニュース 2013/10/30(水) 10:47
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1030&f=national_1030_012.shtml
天安門の車両炎上…中国当局が“計画された自爆テロ”断定か=台湾
北京市の天安門前で28日、自動車が突っ込んで炎上、日本人を含む43人が死傷した事件について、台湾メディアの鉅亨網は30日付で「中国当局は同事件について“計画された自爆テロ”と断定した」と報じた。
中国共産党にとって「政治的象徴」と言える天安門で発生した事件に対し、北京市治安管理総隊はこのほど、10月1日以降における宿泊客のリストなどを公安当局に報告するよう各ホテルに要求したほか、新疆ウイグル自治区出身とされる9名の容疑者の氏名が記載された通知を出した。
また簡易投稿サイト・微博では、北京市民から「住居の入り口に容疑者の顔写真と身分などが明記された通知が張られている」などといった報告が寄せられている。
中国外交部の華春瑩報道官は29日、記者会見で「われわれは各民族の安全を保障するため、テロ事件に対して反対すると同時に断固とした反撃を加える」と述べる一方、天安門で発生した事件についてはテロであるか明言しなかった。
中国のテロ専門家の李偉氏は「SUV車に乗っていた犯人が黒い旗を掲げていたという点から、同事件は東トルキスタン解放組織がかかわっている可能性がある」と述べた。
』
『
サーチナニュース 2013/10/29(火) 10:10
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1029&f=national_1029_007.shtml
天安門で車両炎上…テロ警戒の声と広がる動揺=中国版ツイッター
北京市の天安門広場前で現地時間28日正午ごろ、自動車が歩道に突っ込んだ後に炎上し、車内の3人を含む5人が死亡し、38人が負傷した。
北京市公安局が簡易投稿サイト・微博の公式アカウントで伝えた。
北京市公安局によると、車内の3人以外の死亡者は、フィリピン国籍の女性と広東省の男性で、38人の負傷者のうち3人がフィリピン国籍(女性2名、男性1名)、1人が日本人男性だ。
中国中央電視台は「事件」という言葉を使用して報じた。
中国政府は情報統制を実施しているが、検閲対象外のTwitter(ツイッター)などでは、「自動車には爆弾が積んであった」などという話も広がっている。
しかし、本当に爆弾が積んであったのかどうかについての真偽は不明だ。
また、微博ユーザーからは
「みなが気になっているのは、どのような性質の事件なのかということだ」
というコメントが続々と寄せられた。
しかし、今のところ詳細は発表されていないため、
「車内の人間は誰だったんだ?
肝心な点を何も発表してないじゃないか」
と焦りの声もあった。
同事件についての憶測を述べるユーザーもおり、
「計画された暴力事件か自爆テロである可能性が高いのでは」
などのコメントが寄せられた。
首都・北京の天安門広場という中国共産党にとって重要な場所で事件が発生したため、ネットユーザーのコメントからは動揺が広がっていることが見て取れた。
また、
「すばやい処置と同時にすばやい情報公開を」
という意見もあり、事実関係の公表を望む声も多かった。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月30日 21時42分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78445&type=0
天安門の車突入、容疑者5人を拘束「テロと断定」―中国
●30日、中国中央テレビは英語版ミニブログで、北京・天安門前で起きた小型四輪駆動車突入・炎上事件で、中国公安当局が容疑者5人をすでに拘束したと伝えた。
2013年10月30日、中国中央テレビ(CCTV)は英語版ミニブログ・微博(ウェイボー)で、北京・天安門前で起きた小型四輪駆動車突入・炎上事件で、中国公安当局が容疑者5人をすでに拘束したと伝えた。
台湾国際放送(電子版)が報じた。
CCTVによると、公安当局は今回の事故を「テロ攻撃」と断定した。
事故は28日に発生し、5人が死亡、38人が負傷。
中国政府は新疆ウイグル自治区の独立派による犯行との見方を示していた。
』
『
レコードチャイナ 2013/10/31(木) 08:23
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1031&f=national_1031_005.shtml
【中国ブログ】天安門車炎上、なぜ起きた? 北京司法の闇を考える
北京市の天安門前で28日現地時間の正午ごろ、自動車が歩道に突っ込んで炎上し、車内の3人と周囲にいた2人が死亡、さらに38人が負傷した。
現地公安当局はこれをテロと断定。
死亡した車内の3人とともに自爆テロを計画したとして、ウイグル族の容疑者5人を逮捕した。
報道によれば、5人はテロを計画したことを認めた。
当局は5人の宿泊場所から刃物や「聖戦」を書かれた旗などを押収したと明らかにしており、背後にウイグル独立派の関与がある可能性もにおわせている。
この事件をめぐって中国ブロガーの「逍遥浪子」さんは30日、「天安門の車両炎上事件に北京司法の闇を考える」と題したエントリーを公開した。
「当局の『スピード解決』は素晴らしいだろうが、問題はなぜ、天安門に自動車が突入する必要があったかということだ」
として、司法の闇について問題を提起する内容だ。
一部を切り取ってみる。
**************************
中国の司法は相当にブラックで、冤罪やヤラセ事件は世界一多いのではないだろうか?
特に権力や金を持つクズどもが多い北京の司法は、全国で最も闇が深い。
無実の罪をきせられて泣く市民がどれほど多いことか。
司法が中国数億人の善良な国民を騙している。
中国の司法が国民を騙すことなく、公正であれば、天安門突入のような事件が起きるはずがない。
事件を通じて反省するべきだろう。
**************************
3人が天安門付近に突っ込んだ動機について香港メディアなどが、
「親族が宗教の集会で公安に射殺されたことを恨んで」、
また、
「6月に新疆ウイグル自治区で起きた衝突への報復」
との見方を示している。
現地報道によれば、公安当局は事件発生から約10時間で容疑者5人を拘束し、発生から約2日で「スピード解決」を公表した。
警備が厳しく、権力の象徴である天安門で起きた事件によって社会に動揺が広がるのを抑えるため、当局は手際の良さをアピールしたとみられる。
ただ、容疑者拘束に至る捜査の経緯などは明らかになっていない。
以前であれば当局は北京の中枢でのテロの存在はなかなか認めず、安定した統治のイメージを守ろうとしただろう。
しかし国民の不満は抑えきれなくなり、インターネットなどを通じて情報が素早く拡散するようになった現在では、テロの存在を早期に認め、「不法分子」の犯罪だと断じて社会を抑え込む手段とするようになった。
逮捕された5人が今後、どのような境遇に身を置かれるのか。ウイグル族の一層の反発も予想される中、中国司法は国民が納得する結果を導き出せるのか?
それとも闇がさらに際立つのか?
』
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レコードチャイナ 配信日時:2013年10月31日 9時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78525&type=0
天安門の車両突入事件
=ウイグル族による「テロ」、世界ウイグル会議「当局は自由を迫害」―仏メディア
2013年10月30日、中国・北京市の天安門前で起きた車両の突入事件で、当局は「テロ攻撃」と断定し、事件発生10時間後には容疑者5人の身柄を拘束していたと明らかにした。
5人はいずれもウイグル族とみられている。
ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版サイトが伝えた。
今月28日、北京市天安門前の金水橋に車両が突入し、車に乗っていたウイグル族3人を含む5人が死亡し、40人が負傷した。
北京市公安局は
「調査により車内と容疑者の宿泊先から、ガソリンの入った容器や刃物、鉄の棒、宗教的なスローガンを掲げた旗などが見つかった」
と発表し、
「この事件は計画された組織だった犯行」
と述べている。
当局はウイグル族独立派による組織的な犯行との見方を固め、さらに背後関係などを追及する方針。
これに対し、世界のウイグル族組織を統括する機関である「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は声明を発表。
ラビア議長は天安門で起きた事件についていかなる形での暴力活動にも反対するとした上で、
「今までで最も東トルキスタン(新疆ウイグル)とウイグル族の未来を心配している。
中国当局は先日天安門で起きた事件を利用し、ウイグル族を抑え込みたいと考えている」
と発言。
ラビア議長はさらに、中国当局がこの機に新疆ウイグル自治区での弾圧をさらに強化するのではと懸念しており、現地のウイグル族の情報によれば、すでに93人のウイグル族が北京で逮捕されたと明かした。
当局は彼らの逮捕理由について説明を行っていないという。
このほか、世界ウイグル会議の報道官は、中国当局の新疆ウイグル自治区安全維持に対して、
「ウイグル族が習慣的に行う宗教活動を禁止することは、同族の習慣を尊重せず、宗教の信仰と自由を迫害している」
と述べている。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月31日 10時15分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78527&type=0
天安門の自動車突入テロ事件、実行犯は夫婦と母親―中国メディア
2013年10月30日、中国中央テレビ(CCTV)の公式サイト・央視網は、28日に北京市天安門で起きた自動車突入事件の実行犯が、ウイグル人の夫婦とその母親であると伝えた。
当局は、車に乗っていた実行犯を、ウイグル族の男とその妻および男の母親と断定。
炎上した車の中からは、ガソリンやなた、鉄の棒、宗教的な内容が記された旗が見つかった。
3人は金水橋の柵に車を衝突させた後、自らガソリンに火をつけて自殺したとみられる。
当局はすでに事件に関わったとみられる5人の容疑者を拘束しており、容疑者らの潜伏先からは「聖戦」の旗や刃物などを発見した。
取り調べに対し容疑者らは、実行犯と知り合い、共謀してテロを計画したと供述しているという。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月31日 16時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78548&type=0
天安門の車両突入事件、ネット「背景があるはず」
=当局は書き込み削除に大忙し―米メディア
●31日、米ウォール・ストリート・ジャーナル中国語サイトによると、中国当局は30日に天安門の車両突入事件をテロ攻撃と断定した後、関連部門はインターネットの書き込み削除の作業に追われている。写真は中国のネットに掲載された事件の関連写真。
2013年10月31日、米ウォール・ストリート・ジャーナル中国語サイトによると、中国当局は30日に天安門の車両突入事件をテロ攻撃と断定した後、関連部門はインターネットの書き込み削除の作業に追われている。
新疆ウイグル自治区はイスラム教徒のウイグル族が多く住んでいるが、過去数十年で中国からの独立分離を主張する組織の者による過激な活動がたびたび発生している。
ところが首都北京での過激な活動は、90年代末以降で初めて。
新疆ウイグル自治区ではウイグル族と漢族の間で衝突が起きており、2009年には同自治区のウルムチ市で200人近くが死亡する衝突事件が発生している。
中国のインターネット審査部門が、天安門で起きた今回の事件に関連する書き込みを削除しているのは、北京で民族間の緊張を回避するためだと米ウォール・ストリート・ジャーナル中国語サイトは指摘している。
これに関連して、米ウォール・ストリート・ジャーナルの新浪ミニブログアカウントでは10分間で15件の評論が削除されたという。
削除されていないものはいずれも民族問題に言及していない評論だった。
多くの人は政府に対しテロを徹底的にたたくべきだと求めているが、一方で疑問を投げかける人もいる。
あるネットユーザーは
「家族を連れて行った自殺テロには背景が存在するのかもしれない」
と表面だけにとらわれないよう指摘し、またあるユーザーは
「一部のウイグル族の人は民族全体を代表していない。この事件がきっかけでウイグル族を見る目に色眼鏡をかけるべきではない」
と呼びかけている。
』
『
サーチナニュース 2013/10/31(木) 08:23
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1031&f=national_1031_005.shtml
【中国ブログ】天安門車炎上、なぜ起きた? 北京司法の闇を考える
北京市の天安門前で28日現地時間の正午ごろ、自動車が歩道に突っ込んで炎上し、車内の3人と周囲にいた2人が死亡、さらに38人が負傷した。
現地公安当局はこれをテロと断定。
死亡した車内の3人とともに自爆テロを計画したとして、ウイグル族の容疑者5人を拘束した。
報道によれば、5人はテロを計画したことを認めた。
当局は5人の宿泊場所から刃物や「聖戦」を書かれた旗などを押収したと明らかにしており、背後にウイグル独立派の関与がある可能性もにおわせている。
この事件をめぐって中国ブロガーの「逍遥浪子」さんは30日、「天安門の車両炎上事件に北京司法の闇を考える」と題したエントリーを公開した。
「当局の『スピード解決』は素晴らしいだろうが、問題はなぜ、天安門に自動車が突入する必要があったかということだ」
として、司法の闇について問題を提起する内容だ。
一部を切り取ってみる。
**************************
中国の司法は相当にブラックで、冤罪やヤラセ事件は世界一多いのではないだろうか?
特に権力や金を持つクズどもが多い北京の司法は、全国で最も闇が深い。
無実の罪をきせられて泣く市民がどれほど多いことか。
司法が中国数億人の善良な国民を騙している。
中国の司法が国民を騙すことなく、公正であれば、天安門突入のような事件が起きるはずがない。
事件を通じて反省するべきだろう。
**************************
3人が天安門付近に突っ込んだ動機について香港メディアなどが、「親族が宗教の集会で公安に射殺されたことを恨んで」、また、「6月に新疆ウイグル自治区で起きた衝突への報復」との見方を示している。
現地報道によれば、公安当局は事件発生から約10時間で容疑者5人を拘束し、発生から約2日で「スピード解決」を公表した。
警備が厳しく、権力の象徴である天安門で起きた事件によって社会に動揺が広がるのを抑えるため、当局は手際の良さをアピールしたとみられる。
ただ、容疑者拘束に至る捜査の経緯などは明らかになっていない。
以前であれば当局は北京の中枢でのテロの存在はなかなか認めず、安定した統治のイメージを守ろうとしただろう。
しかし国民の不満は抑えきれなくなり、インターネットなどを通じて情報が素早く拡散するようになった現在では、テロの存在を早期に認め、「不法分子」の犯罪だと断じて社会を抑え込む手段とするようになった。
拘束された5人が今後、どのような境遇に身を置かれるのか。
ウイグル族の一層の反発も予想される中、中国司法は国民が納得する結果を導き出せるのか?
それとも闇がさらに際立つのか?
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年10月31日 18時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78553&type=0
天安門の車突入事件、学者は民族対立の激化を懸念―米紙
●30日、米ニューヨーク・タイムズによると、あるウイグル族の学者は、28日に天安門で起きた自動車突入事件が民族間の問題を複雑にすることを懸念している。写真は新疆ウイグル自治区カシュガル地区の武装警察。
2013年10月30日、米ニューヨーク・タイムズ(中国語版)によると、あるウイグル族の学者は、28日に天安門で起きた自動車突入・爆発事件が民族間の問題を複雑にすることを懸念している。
28日正午ごろ、天安門前の路上で1台の自動車が通行人に突進。
車は金水橋の柵に激突し、出火後に爆発。
これにより5人が死亡し、日本人男性1人を含む38人が負傷した。
目撃者によると、車はクラクションを鳴らして通行人に注意を促しており、スローガンが書かれた布のようなものが付けられていたという。
事件の背景には、当局のウイグル族への弾圧があるとみられている。
事件発生の数カ月前から、新疆ウイグル自治区の暴力事件は増加しており、すでに100人余りが死亡している。
それらの事件のほとんどは、初めは平和的な抗議活動から始まり、のちに暴動へと発展した。
6月にピチャン県で発生した衝突は、当局が宗教活動を制限したことに対する不満が誘発したものだった。
しかし、当局は事件をテロと断定し、事件に関わったとされる3人のウイグル人に死刑を言い渡している。
蘭州大学中央アジア研究所所長の楊(ヤン)教授は
「新疆ウイグル自治区で絶えず起きている
暴動が中国内陸各地に広まるのは時間の問題。
“テロ”には伝播性がある。
今回の事件は関係部門にとって、彼らの活動範囲が拡大しているという1つの警告である」
としている。
しかし、ウイグル族のある学者は、今回の事件の犯人の身分や動機について結論を出すのは早すぎると警告する。
「中国に住む2000万のウイグル人はさまざまな差別を受けており、漢族とウイグル族の間にはすでに大きな憎しみが存在する。
すべての事実を確認する前にこれらの人々をテロリストと呼ぶことは、民族間の問題を複雑にするだけである」
としている。
』
『
日刊ゲンダイ 2013年11月2日 掲載
http://gendai.net/articles/view/news/145647
天安門突入事件でくすぶる習指導部の「テロでっち上げ」説
<なぜ激しい炎の中で「聖戦旗」は燃え残った>
中国の習近平指導部は、天安門前の車両突入事件を早々に「暴力的テロ攻撃」と断定。
ウイグル独立派のテロ組織が背後にいると繰り返すが、今回の事件には不可解な点が多い。
中国当局の「でっち上げ」の可能性も捨てきれないのだ。
中国公安当局は「実行犯は突入後、車内に積んでいたガソリンに点火した」と発表。
大きな炎と煙を上げる車体の映像は日本でも繰り返し流れた。
すこぶる怪しいのは、激しい炎の中でも「燃えなかった旗」だ。
車内から聖戦を呼びかける旗が見つかったとされるが、ガソリンが点火されて車両は焼け落ち、乗車の3人も焼死した。
どうして「イスラム過激派の関与」を暗示する旗だけが、ご丁寧にも焼けずに残っていたのか。
今回の事件について、北京在住のウイグル族学者、イリハム・トフティ氏は「
焼身自殺のように見える」
と語っている。
動機も分かっていないし、テロ組織特有の犯行声明も流れていない。
習近平指導部は何をもって「テロ」と断定するのか。
疑問は尽きないのだが、中国当局には“前科”がある。
5年前に米紙ニューヨーク・タイムズは、新疆ウイグル自治区で中国の警察部隊が襲撃された事件について、「別の警官による襲撃を中国当局が『ウイグル民族によるテロ』にデッチ上げた」とスッパ抜いた。
観光客が撮影した「証拠写真」も掲載された。
ウイグル族の間では
「中国当局は毎回、ウイグル関係の事件後に、イスラム過激派の旗や刀などを『発見』する」
と不自然さを指摘する声が根強いという。
「事件発生は、観光客が集まっていた月曜日の昼下がり。
大勢が目撃しており、車両炎上の映像や画像は一時、ネット上にあふれ返った。
ところが、中国当局は次々と削除。
今やネット上には事件の目撃証言すら、すっかりなくなった。
当局が厳しい情報統制をかけたのは明白ですが、何か世に出たらマズイ工作でも行っていたのでしょうか」(北京駐在員)
<正当化されるウイグル族弾圧>
中国司法部門トップの孟建柱書記は、事件を背後で指示していたのは、ウイグル独立派のテロ組織「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)と言明。
ETIMは米国務省もテロ組織に認定しているが、「極めて弱体な組織基盤しか持たず、資金力も乏しい」(軍事ジャーナリスト)といわれている。
03年にリーダーのハッサン・マフスムがパキスタンで殺害されて以降、メンバーは散り散りとなり、「もはや組織の体をなしていない」との見方もある。
これまでも中国当局は、ウイグル自治区で暴動が起きるたび、「黒幕」としてETIMの関与を指摘してきたが、あくまで当局の一方的な発表にすぎない。
いずれにしても関与は自治区内に限られている。
軍事アナリストの黒井文太郎氏は、5年前の経済誌上で「ETIM」の存在に触れ、こう書いていた。
「聖戦を声高に叫んでくれれば、(中国当局の)ウイグル独立派への弾圧の口実になる」
まさに分析通りの展開になってきたが、真相は闇の中だ。
』
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