●5日、環球時報は記事「日本海上保安庁が中国漁船を拿捕、中国船長を逮捕」を掲載した。中国漁民による明らかな犯罪行為だが、日本製品をボイコットせよなどと反発する声もあがっている。写真は事件を伝える中国語ニュース番組。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年11月6日 14時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78749&type=0
日本が中国漁船拿捕
=中国ネットユーザーが逆ギレ、日本製品ボイコット呼びかけ―中国
2013年11月5日、環球時報は記事「日本海上保安庁が中国漁船を拿捕、中国船長を逮捕」を掲載した。
5日、宮古島海上保安署は漁業主権法違反(無許可操業容疑)で中国漁船を拿捕、船長の蘭仁和(ラン・レンフー)容疑者を現行犯逮捕した。
宮古島沖合い約42キロの日本排他的経済水域(EEZ)で無許可でサンゴ漁を行っていた。
今年2~3月にも同海域では中国漁船の無許可操業が摘発されている。
無許可操業という明らかな違法行為にもかかわらず、環球時報記事のコメント欄には
●.「中国は5000年の歴史を持ち10億人以上の人口を擁する大国なのに、日本に好き放題やられるとは」
●.「日本製品をボイコットせよ」
などと怒りの書き込みが相次いだ。
「こんな書き込みをする馬鹿な愛国者は(国から)出て行け」
といった書き込みもあるがごく少数だ。
2010年の尖閣諸島沖漁船衝突事故、韓国海上警察による中国漁民取り締まりによる死亡事故などを受け、中国では「漁民」が注目のキーワードとなった。
他国による中国漁民取り締まりは中国が甘く見られている証拠だとして、強硬に抗議するべきと望む声が強まっている。
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(2013年11月6日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20131106-OYS1T00248.htm
サンゴ密漁容疑の中国船拿捕、宮古島沖EEZ内で
宮古島海上保安署(沖縄県宮古島市)は5日、沖縄県・宮古島沖の日本側排他的経済水域(EEZ)内で、サンゴを密漁していた中国漁船(約100トン、12人乗り組み)を拿捕(だほ)し、船長の男(37)を漁業主権法違反(無許可操業)の疑いで現行犯逮捕した。
中国の富裕層などに人気がある「宝石サンゴ」を狙った密漁とみられる。
発表によると、船長は5日午前7時10分頃、宮古島の東北東約42キロのEEZ内で、日本の許可を得ずにサンゴ漁を行った疑い。
船長は容疑を認めている。
哨戒中の巡視船が密漁の現場を確認し停船を求めたが、漁船は逃走。
巡視船が強行接舷して逮捕した。
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なにしろ、中国政府は口先だけで、何らの行動を起こしていない。
逆切れするのは分かるような気がする。
今の当局はダンマリで時の流れをやり過ごしたいという一心である。
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サーチナニュース 2013/11/07(木) 11:03
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1107&f=national_1107_034.shtml
【中国BBS】日本が中国漁船をだ捕…サンゴを意図的に密漁
宮古島海上保安署は5日、沖縄県・宮古島沖の日本側排他的経済水域内でサンゴを密漁していた中国漁船をだ捕し、船長の蘭仁和容疑者を無許可操業した疑いで現行犯逮捕した。
中国大手検索サイト百度の掲示板に立てられた同報道に関するスレッドでは、ネットユーザーから
「日本の海域に行って捕まったなら何も言えまい」
と、中国漁民を非難するコメントが多く寄せられた。
中国漁船がだ捕された海域は尖閣諸島沖ではなく宮古島沖という明らかに日本の排他的経済水域であり、非を明らかに中国側にあるためだろう。
しかし、
「日本よ、なぜ撃ってこなかった?」
と、日本側が取り締まり過程において中国漁船に発砲することを望むユーザーも少なくなかった。
日本が撃てば戦争の口実になるという考えだと思われる。
さらに「わが偉大なる漁師たちは日本の玄関口まで行ったのか。さらに強硬な対応を見せれば日本にとって痛手になるに違いない」という主張まで寄せられたが、違法操業を行い、さらに強硬姿勢をとるべきとは一体どのような料簡なのか理解に苦しむ。
ほかには
「魚を追いかけていたら海域を超えちゃったんじゃないの」
と、漁師に対する同情的なコメントもあったが、密漁していたのは魚ではなくサンゴであり、明らかに意図的な密漁だ。
中国政府は自国の漁民に対する取り締まりを行うべきではないだろうか。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年11月7日 10時23分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78799&type=0
日本海域で無許可のサンゴ漁、中国漁船船長担保金400万円で釈放
=総員12人帰国―日本メディア
2013年11月6日、日本メディアの報道によると、5日に日本の宮古島海上保安署に逮捕された中国漁船の船長が釈放された。
中国新聞網が伝えた。
5日、宮古島海上保安署は漁業主権法違反(無許可操業容疑)で中国漁船を拿捕(だほ)、船長の蘭仁和(ラン・レンフー)容疑者を現行犯逮捕した。
同漁船は宮古島沖合い約42kmの日本排他的経済水域(EEZ)において、無許可でサンゴ漁を行っていた。
無許可操業という明らかな違法行為にもかかわらず、中国のネットでは日本の対応に怒りをあらわにするコメントが多く寄せられた。
日本メディアの報道によると、同漁船の船長は代理人を通じ、漁業主権法で定められた担保金400万円を支払う保証書を提出したため釈放された。
このほか、中国在福岡総領事館は6日、中国漁船の乗組員ら12人は関連の手続きを終え、帰国の途についたと明らかにした。
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