2013年11月7日木曜日

山西省共産党委員会ビル前連続爆発事件:尖閣反日デモが目覚めさせた民衆力

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2013/11/06 21:56   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013110601002048.html

中国連続爆発、格差不満で犯行か 広範囲設置の可能性


 ●山西省共産党委員会の建物(中央)前で起きた爆発の現場付近=6日、中国山西省太原市(新華社=共同)

 【太原共同】中国山西省太原市の省共産党委員会前で発生した連続爆発事件で、公安当局は6日、貧富の格差や社会的不公正に不満を持つ人物による犯行の可能性があるとみて、本格的な捜査に入った。
 山西省では先鋭的な民族対立は見られないが、主要産業である炭鉱事業をめぐるトラブルが頻発しており、当局は事件との関連を調べているもようだ。

 公安当局などによると、犯行に使われた爆発物は手製で、爆発回数は8回だった。
 現場からは鋼鉄の玉やくぎ、複数の電子基板が見つかった。



jiji.com 2013/11/07-06:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013110700053
広範囲に爆弾設置か=計画的犯行強まる-中国連続爆発

 【太原(中国山西省)時事】中国山西省の省都・太原市の共産党委員会庁舎前で6日に起きた連続爆発事件で、庁舎周辺の広範囲にわたり複数の爆発物が仕掛けられていた可能性が高いことが分かった。人通りが多い朝の通勤時間帯を狙い、連続的に爆発させていることから、用意周到に準備された計画的な犯行の疑いも強まっている。
 爆発物は、目抜き通りの迎沢大街に面する庁舎正面前歩道の植え込みなどに複数設置されたとみられる。庁舎西方の花壇でも爆発があり、一部が崩れていた。爆発は約1時間に7~8回発生し、場所は庁舎をくの字で囲むように数百メートルの広範囲に点在。バスの停留所も近く、爆発当時は多くの通行人や車両が周辺を行き来していた。
 爆発物には殺傷力を高めるため、金属球などが入れられていたとされる。被害を拡大し、騒ぎを大きくしようとした意図がうかがえる。事件では1人が死亡したほか、8人が負傷。20台以上の車両が被害を受けた。公安当局は、党・政府に不満を持つ人物が党庁舎を狙って実行した「テロ」とみて捜査を進めている。



ウォールストリートジャーナル     2013年 11月 06日 20:27 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304218104579181340332410228.html
 By    JOSH CHIN

中国山西省の共産党委員会ビル前で連続爆発、1人死亡 ―手製爆弾か

 【北京】中国山西省の省都太原市の同省共産党委員会のビル前で6日午前7時40分ごろ、複数の爆発が起き、少なくとも1人が死亡、8人が重軽傷を負った。同市の警察当局が中国版ツイッター「新浪微博」で発表した。


●複数の爆発があった中国山西省太原市の現場(6日)

  当局は爆発が手製の爆弾によって引き起こされたものとみている。このビルに出勤途中だった従業員は数回の爆発音を聞いたと話した。中国国営メディアによると、爆発は8回に及んだという。

 国営テレビの中国中央電視台(CCTV)の電子版に掲載された記事によると、この爆発で窓ガラスが割れて破片が拡散、100メートル先にある車のタイヤがパンクした。地元メディアによると、1人が死亡したほか、もう1人が重傷を負い、7人が軽いけがをした。

 新華社通信によると、当局は爆発現場付近に鋼球や配線基板が拡散しているのを発見、即席に作られた簡易爆発物 が使われた可能性が高いとみている。


 尖閣デモは官製であったが、中国の民衆力を目覚めさせてしまった。
 それゆえに、当局は1周年記念にあたっては集会もデモを行わせず、1周年記念そのものを禁止してしまった。
 民衆の力に恐れをなしたからである。
 暴走すれば共産党それ自体を破壊しかねないと考えたのだろう。
 民衆は己の力を目の前で見て感じてしまった。
 民衆は行動することに自信をもってしまった。
 いまの中国はイデオロギーでは動いていない。
 利益の奪い合いで動いている。
 その利益の最大受益者が共産党だ。
 民衆がその利益を
 「オレにもよこせ」
としたとき、共産党は崩壊の歩みを始めることになる。
 バブル崩壊が近いと言われ、環境汚染地獄の中国と言われ、上級幹部はサイフに汚職で得たゲンナマを入れて海外にトンズラするとなれば、もはやこのままでは希望はないと見限ったとき、民衆は共産党には魅力を感じなくなる。
 共産党に魅力はあるか!
 今後はこの基準で動いていくことになる。
 魅力ある共産党とするために経済に力をいれれば、環境はさらに悪くなり、お金が動けば役人の汚職はさらにはびこる。
 特に習近平一派には厚くお金が動く。
 反習近平一派が汚職摘発されて死刑台へ連れていかれる。
 それで浄化されたと宣伝される。
 なんとなく人々は納得する。
 環境悪化は中国人を中国を滅ぼす。
 環境はいくら宣伝しても自然として見える形でそこにあり、生活に押し寄せてくる。
 しかし、経済が上昇しつづけないと共産党が民衆を惹きつける魅力が失われる。
 環境がよくなるシュミレーションはない。
 
 もはや、この国には尖閣問題で日本と対峙するほどのパワーはない。
 もし、それをやれば、これまで形をもたなかった魑魅魍魎が有象無象に湧き出し、国内から崩壊してしまう。
 中国崩壊の一歩とは、尖閣反日デモにあったといっていい
 それは日本を蘇らせ、中国民衆を目覚めさせ、アジアの枠組みを変えつつある。
 この1年ほどの歩みをみれば、誰でもそのことに納得するだろう。

 天安門突入事件は、いまいちテロというには語弊がある。
 家族心中に近く、それをうまく利用したヤラセのような匂いがある。
 しかし、今回の山西省共産党委員会ビル前連続爆発事件は明らかにテロである。
 それも単なる中国国内に限定されたテロである。
 「共産党対反共産党」という構図である。
 つまり、国際テロではないということ。
 中国の権力争いの問題であって、国際問題ではないということである。


サーチナニュース 2013/11/06(水) 13:22
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1106&f=national_1106_048.shtml

共産党建物前で連続した爆発…「民の恨みだ」=中国版ツイッター

  山西省公安局によれば、6日午前7時40分(日本時間同8時40分)ごろ、同省太原市の共産党委員会建物前において連続で爆発が起き、1人が負傷した。
 山西省公安局が中国の簡易投稿サイト・微博に開設している公式アカウントで明かした。

  報道によれば、山西省の共産党幹部は対策をめぐって緊急会議を開催し、遅くとも午後には調査状況を発表する見込みだ。

  目撃者によると、爆発は数分の間に計7回起きた。
 100メートル以上離れていた場所でも爆発の衝撃を感じ、地面が揺れるほどだったという。

  山西省公安局の発表に対し、微博ユーザーからは「民の恨みだ」など、爆発の背景を推測しつつ賛同を示す声や、北京で発生した自動車炎上事件と絡め、「またテロなのか」と不安を示す声があがっている。



サーチナニュース 2013/11/07(木) 08:44
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1107&f=national_1107_013.shtml

共産党ビル前で爆破事件…共産党をさげすむ意見殺到=中国版ツイッター

  山西省太原市の党委員会庁舎前で6日早朝、爆発事件が発生した。
 被害は周囲約100メートルに及び、通行中の車両約20台が損傷、1人が死亡し、1人が重傷、7人が負傷した。

  同事件の発生を受け、中国のネット上では動揺が広がったが、中国の簡易投稿サイト・微博の個人ユーザー、假裝在紐約(アカウント名)さんは
 「地元メディアの記者は
 “事件発生後、省の指導者は真っ先に現場に赴いた”
との一文を書き終えた後、
 “この一文は今まで何度も書いてきたが、今回は初めて嘘(うそ)を書かずに済んだ”
と思ったはずだ」
とつぶやき、共産党幹部やメディアに対して皮肉を述べた。

  今回の爆破事件は党委員会庁舎前で発生したため、省の指導者は否が応でも現場に速やかに到着できる状況にいたのだろうが、假裝在紐約さんは
 「事件があるたびに報じられる“省の指導者は真っ先に現場に赴いた”という言葉は事実に反している」
と言いたいのであろう。

  假裝在紐約さんの主張に対し、微博ユーザーからは
 「午前7時40分に発生したなら、指導者たちは起床前だろう」
という意見のほか、
 「真っ先に現場から逃げ出すのが、わが指導者だ」
など、共産党の求心力に陰りがあることを示す意見が殺到した。

  無実の市民が巻き添えになるテロ行為は非難されてしかるべきだが、今回は共産党ビル前での爆発事件ということもあり、共産党に対する日ごろの不満も見え隠れするコメントが多かった。

  しかし、共産党をあまりにさげすむ意見も多かったため、
 「逮捕されないよう気をつけろ」
という助言も見られた。



サーチナニュース 2013/11/07(木) 09:47
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1107&f=national_1107_018.shtml

【中国BBS】共産党ビルで爆発…共産党に対する“不満”も爆発

  山西省の省都・太原市にある共産党委員会の建物前で6日、金属片などを詰めた爆発物が数回にわたって爆発し、1人が死亡する事件が発生した。
 公安当局はテロの可能性があるとして捜査を進めているが、天安門広場で発生した車両炎上に続く事件の発生に、中国では緊張感が高まっている。

  同事件は中国のネットユーザーらにも衝撃を与えたと見られるが、中国大手検索サイト百度の掲示板では
 「共産党ビルではなく日本を爆破せよ!
と主張するスレッドが立てられた。

  スレ主は相当な共産党支持者のようで、
 「日本人がわが国に対して行った犯罪は筆舌に尽くしがたいものだ」
と主張。
 努力もせずに社会に不満を抱くのではなく、「靖国神社でも爆破しろ」と主張した。

  スレ主の主張に同調し、
 「党の指導下でのみ、われわれには輝かしい未来がある。
 俺はこの国と党を愛している」
というユーザーがいたものの、同主張に対しては「俺を信じて君は薬を飲むべきだ」という反論が寄せられた。
 中国では“愛国”を表明しても“愛共産党”を表明するネットユーザーは少数であるため、
 ネット情報操作部隊いわゆる「五毛党」の書き込みと思われる。

  実際、汚職官僚をはじめとする腐敗がはびこる社会に不満を抱く庶民は多く、
 「暴力根絶! 汚職官僚根絶! そうでないと世の中は良くならない」、
 「そんな才能があるなら、汚職役人を爆死させてくれよ」
などの過激な意見もあった。

  ほかにも
 「庶民に対するものなら、強く抗議すべきだが、無実の市民が傷つかないのなら適当にやってくれ
というユーザーもおり、中国では共産党による政治に対して大きな不満がたまっている様子が見て取れる。



レコードチャイナ 配信日時:2013年11月7日 10時54分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78782&type=0

大気汚染がもたらすのは健康被害だけじゃない!
=「テロが起きる」と中国政府も戦々恐々―香港メディア

 5日、香港紙・サウスチャイナ・モーニング・ポストは、街中に張り巡らされた監視カメラシステムが有害濃霧により十分に機能せず、国の安全が脅かされているとする記事を掲載した。
 2013年11月6日、環球時報は、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの5日付記事
 「大気汚染が監視カメラに悪影響、中国本土の治安に不安
を掲載した。
 以下はその概要。

 中国政府にとって、国中を覆うスモッグは人体の健康に害を与えるだけでなく、国家の安全を脅かすものでもある。
 先月、ハルビン市は3メートル先さえ見えないほどの有害濃霧に覆われた。
 科学者らは、こうした濃霧のもとでは街中の監視カメラが役に立たなくなると指摘。
 中国政府が巨額資金を投じ構築した全国規模の監視カメラシステムにより、公安当局は主要都市の大通りまでを監視下に置くことができる。
 しかしスモッグが発生するにつれてシステムの効果は大きく減少している。
 こうした天気をついてテロリストが行動を起こすのではと不安を感じる人々も多い。

 監視カメラ技術の専門家は
 「濃いスモッグの中で正常に稼働する監視カメラはまだ発明されていない」
と話す。
 夜間などに威力を発揮する赤外線監視カメラも中国で発生する濃霧のもとでは十分に機能しない。
 「経験から言えば、3メートル先が見えない状況下では、どんなに優れたカメラでも10メートル先の物体は映せない
と同氏。

 中国政府は問題の重大さを認識し、すでに科学者らに対応策を出すよう指示している。
 中国国家自然科学基金は軍事団体と民間団体に資金を提供、4年以内に解決策を出すよう求めている。



サーチナニュース 2013/11/07(木) 14:12
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1107&f=national_1107_053.shtml

【中国ブログ】山西爆発事件、体制転覆者の「捨て身攻撃」だ

  中国山西省太原市の共産党委員会前で6日に発生した連続爆発事件について、国内外でさまざまな憶測を呼んでいる。
 先月末に北京の天安門前で起きた炎上事件との関係性も気になるところだ。

  米国の華字メディア・多維新聞が運営するブログのアカウント名・激流勇進さんは6日、「山西の爆発と天安門の爆発事件について分析する」というブログ記事を掲載した。

  激流勇進さんは記事の中で、今回の爆発事件は北京の事件とともに
 社会主義体制の転覆を目指す「推墻党」によるものだと分析。
 9日に開幕し、習近平政権下の経済改革が示される共産党18期中央委員会第3回全体会議(18期3中全会)で何のメリットも得られないばかりか「自身の墓場」となることを悟った「推墻党」が、テロ勢力と手を組み捨て身の行動に出るようなったことの表れだとした。

  激流勇進さんの推測が合っているのかどうかも含めて、事件の真相が一体何なのか、それが明らかになるのかすらも不透明な状態だ。
 政府や政府系メディアが発信する、事件にかんする情報が十分でないことが憶測や市民の不安を増幅させていると言えるだろう。

  今回の爆発事件は、9日に開幕する18期3中全会の決定内容に何らかの影響をもたらすのだろうか。
 また、今後もしばらく同様の事件が起こる可能性もないとは言えない。
 習近平政権の試練はさらに大きなものとなった。


 「推墻党」とはなに?
 検索してみたが、日本語情報は出てこない。
 なんと読むのかもわからない。
 しばらく待ってみよう。








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