● フィリピンへ向けて出発する自衛隊の国際緊急援助隊員ら(13日午前、成田空港で)=横山就平撮影
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レコードチャイナ 配信日時:2013年11月15日 21時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79209&type=0
物資・資金援助求めるフィリピンに日本は大規模部隊を派遣―中国紙
●15日、環球時報は、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピン支援について、同国のアキノ大統領が日本に物資と資金の援助を求めたのに対し、日本側がこれに反し大規模部隊を派遣する意向だと報じた。
米国のオバマ大統領は現地時間13日、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンのアキノ大統領と電話協議し、その数時間後には、空母ジョージ・ワシントンのほか、揚陸艦ジャーマンタウンとアシュランドもフィリピンに派遣した。
マニラ駐在の米外交官は、環球時報の取材に対し、
「これまでと違うのは、米艦に日本の自衛隊員数人が同乗していることだ」
と匿名を条件に明かした。
米紙USAトゥデイは、米国が苦しい予算の中でフィリピンに大規模な救援部隊を送り込むのは「実戦の機会を積むためだ」と分析した。
別の米軍関係者も環球時報の取材に対し、
「米国は軍事基地を新たに増やすことはせず、部隊の入れ替え効率を高めることで米軍と同盟国軍の連携強化を図ろうとしている。
国防省から今回のフィリピン救援は真の意味での初めての実戦になると指示があった」
と話した。
自衛隊は過去最大規模の国際救援部隊を派遣する。
環球時報の記者がマニラ駐在の外交ルートから得た情報によると、アキノ大統領は日本に物資と資金の提供を求め、人的支援は東南アジアの周辺国に頼りたい意向を示したが、日本側は人員派遣を救援の前提としたという。
日本は自衛隊員1000人と大型艦船3隻(海上自衛隊最大の護衛艦「いせ」を含む)、大量の自衛隊機の派遣を決めた。
日本メディアによると、日本政府は情報収集衛星の画像を使って作成した現地の被災状況の推定地図をフィリピン側に提供した。
外国政府に衛星画像を活用した地図を提供するのは初めてだ。
その背景には、東日本大震災への支援に対する返礼の意味のほかに、中国の影響力が絶えず強まる東南アジア諸国に日本の影響力を示す狙いがあるとみられる。
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(2013年11月15日21時20分 読売新聞)
自衛隊員1130人、比へ追加派遣…輸送機も
台風で大きな被害を受けたフィリピンで支援活動を行うため、防衛省は15日、新たに1130人の自衛隊員の派遣を決めた。
海上自衛隊の護衛艦など艦艇3隻と輸送機、ヘリコプター16機を送り込み、物資輸送などにあたる。自衛隊による国際緊急援助活動としては過去最大規模となる。
海自艦は18日に海自呉基地(広島県)を出港、22日にも現地に到着する見通し。マニラに現地調整所を設置し、フィリピン政府と活動場所などを協議する。
一方、すでに現地に到着している医療チームの一部が15日、甚大な被害を受けたレイテ島のタクロバンに入り、医療支援を始めた。
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(2013年11月13日21時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131113-OYT1T00999.htm?from=popin
比支援へ千人規模の自衛隊員派遣を準備…防衛相
台風で大きな被害を受けたフィリピン中部で支援活動を行うため、小野寺防衛相は13日、最大1000人規模の自衛隊員の派遣に向けた準備を進めていることを明らかにした。
925人を派遣したインドネシア・スマトラ島沖地震(2005年)を上回り、自衛隊の国際緊急援助活動としては過去最大規模になる可能性があるという。
自衛隊では、既に約50人の医療チームなどが現地に派遣されている。防衛省によると、追加派遣では、物資輸送や医療支援、防疫などの任務を想定し、フィリピン政府との協議を踏まえ、具体的な作業内容を確定する。
海上自衛隊最大の護衛艦「いせ」や輸送艦「おおすみ」などの艦艇3隻、「C130」輸送機が派遣される見込み。現地は物資の輸送が滞っており、艦艇に輸送ヘリを載せ、被災地への物資輸送を担うという。活動地域は、先遣隊などの情報をもとに決める。
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■護衛艦「いせ」
公開日: 2013/05/01
護衛艦「いせ」は最新鋭のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」の2番艦として平成23年3月に就役。11機のヘリコプター搭載を可能とし海上自衛隊初の全通甲板(空母型)で複数機の同時発着艦ができる。全長、排水量とも海上自衛隊最大となっている。
■海上自衛隊 護衛艦いせ一般公開IN大阪港
■後篇・おおすみ編
公開日: 2013/03/22
2013年3月16日、海上自衛隊呉基地にアメリカ海軍第7艦隊の旗艦「ブルーリッジ」が入港し、
翌17日の昼に海自のおおすみと併せて一般公開が行われました。
雨直前の残念な天候でしたが、大勢の人が見物に訪れました。
アップロード日: 2011/04/27
東日本大震災で被災地への物資輸送にあたる航空自衛隊のC130輸送機に15日、同乗した。
午前8時、小牧基地(愛知県)で7トン(5万食)のパンがC130に運び込まれた。うずたかく積まれた段ボールには、食パンや菓子パンを梱包(こんぽう)。なかには消費期限が17日という鮮度の高いパンもある。機体いっぱいにぎっしりと積み込まれた。
9時、小牧を離陸したC130は一路北へ。10時15分、空自の輸送活動の前線拠点である松島基地(宮城県)に到着した。パンはすぐに搬出され、陸上自衛隊や民間運送会社の車両に積まれ、被災地へと向かった。
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(2013年11月13日14時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131113-OYT1T00697.htm?from=popin
自衛隊援助隊35人が出発…比で医療支援活動
自衛隊の国際緊急援助隊が13日、フィリピンに向けて出発した。
部隊は、医師や看護師ら約35人で、現地で医療支援活動などにあたる。同日午後に隊員10人と医薬品を乗せた空自輸送機も出発する。
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「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月15日
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-11/15/content_30612757.htm
日本のフィリピンでの救援活動は日米一体化を示す
オスプレイ導入が目的か
「環球ネット」15日付け記事 台風により深刻な被害を受けたフィリピンで救援活動を実施するため、現地入りした日本の自衛隊の国際緊急援助隊の隊員3人は11月14日、沖縄駐留米軍の新型輸送機MV22オスプレイに搭乗し、フィリピン上空から現地の被害状況を確認した。
日本の共同通信社は同日、日本のこの行動は「自衛隊と米軍の一体化」を示すと同時に、オスプレイの災害救援活動における役割の発揮、またはオスプレイの自衛隊への導入を目的としたものだと伝えた。
自衛隊と米軍は2013年6月、米カリフォルニア州で海上自衛隊の護衛艦の艦上でオスプレイの離着陸訓練を行った。
10月には、滋賀県高島市の響庭野演習場で実施したオスプレイが参加する自衛隊と米軍による合同訓練をメディアに公開した。
日本の防衛省のある幹部は、「(日米)一体化の成果を蓄積している」と強調した。
小野寺五典防衛相は14日の参議院外交防衛委員会で、フィリピンは地理的に日本に近く重要な戦略的パートナーだと表明し、米軍と情報を共有すると同時に救援活動を実施する意向を示した。
上空から被害状況を確認したとき、自衛隊はまだ輸送ヘリコプターを現地に送っていなかったため、隊員は米国にオスプレイに搭乗したい旨を伝えた。
岩崎茂統合幕僚長は同日の記者会見で、
「オスプレイの有利な点は、スピードが速く、航続距離が長いという機能だ」
と述べた。
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AFP BBニュース 2013年11月14日
http://www.afpbb.com/articles/-/3003317
フィリピン台風、遺体の埋葬始まる 米空母も被災地入り
【11月14日 AFP】
台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)がフィリピン中部を襲ってから約1週間が経過した14日、壊滅的な被害を受けた被災地のタルコバン(Tacloban)では犠牲者の遺体が、ようやく集団墓地に埋葬された。
タルコバン市長によると、およそ110体の遺体が墓地に掘られた巨大な穴の底に埋葬されたという。
一方、米海兵ら5000人を乗せた米軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(USS George Washington)が、家を失い、水・食料不足で飢え乾いた被災者たちのための備品や物資、専門家らを運ぶ船団とともにフィリピンに到着した。
だが、貧困地区では、居住地域は完全に崩壊しがれきが散乱したままの状況に被災者たちの絶望感は依然として明らかで、多くの遺体も、いまだに放置されたままだ。
(c)AFP/Cecil Morella
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AFP BBニュース 2013年11月14日 17:12 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3003287
米、フィリピン救援にオスプレイ8機投入
●フィリピン・マニラ(Manila)の空港に駐機した米軍の輸送機オスプレイ(Osprey)と、台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)によって壊滅的被害を受けたレイテ(Leyte)州タクロバン(Tacloban)から米軍輸送機で避難してきた被災者(2013年11月13日撮影)。(c)AFP/Jay DIRECTO
【11月14日 AFP】
台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)によって壊滅的な被害を受けたフィリピンの救援活動が難航している問題で、米国は13日、新型のオスプレイ(Osprey)を含む米軍輸送機を増援に向かわせるため物資の輸送状況はじきに改善するとの見方を示した。
米国は食料・医療支援のために2000万ドル(約20億円)の拠出を表明しており、原子力空母ジョージ・ワシントン(USS George Washington)など米海軍艦船を被災地に向かわせている。
現地では既に4機のオスプレイが緊急支援活動に当たっているが、米海兵隊はさらに4機が沖縄県の米軍普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma、MCAS Futenma)から被災地へ向かったと発表した。
(c)AFP
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AFP BBニュース 2013年11月17日 08:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3003422?ctm_campaign=topstory
フィリピン、台風30号の被災者支援が本格化
【11月17日 AFP】フィリピン中部を襲った台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)によって孤立した被災地では16日、食糧や医薬品などの救援物資が届き始めた。
しかし、人道支援団体らは、離島に点在する数百か所の被災地に物資を届けるのは非常に困難だと話している。
台風30号の通過から8日たち、援助流入経路ができたレイテ(Leyte)州の州都タクロバン(Tacloban)では、被災者に救援物資が届けられた。
台風30号が最初に襲ったサマール(Samar)島東部沿岸にある人口約1万2000人の町、ギポルロス(Giporlos)では、14日にフィリピンに到着した米軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(USS George Washington)から飛び立ったヘリコプターが、初めて倒壊した小学校の校庭に着陸し、救援物資を届けた。
住民の1人は、
「十分な量ではないけれど、とてもうれしい。
ほんの少しでも生き延びられる。
ここには食べ物も家もありませんから」
と話した。
米軍はこれまで、タクロバンなどの被災地に約118トンの食糧や水、テントを届け、2900人近い被災者を安全な場所に空輸した。
赤十字(Red Cross)と緊急医療援助団体「国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres、MSF)」は、今週末までにタクロバンで移動手術ユニットを稼働させると発表。
また日本は、艦艇3隻、固定翼機10機、ヘリコプター6機とともに自衛隊員1200人近くを派遣すると発表。
自衛隊の国際緊急援助活動としては最大規模となる。
(c)AFP/Cecil Morella
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AFP BBニュース 2013年11月14日
http://www.afpbb.com/articles/-/3003317
フィリピン台風、遺体の埋葬始まる 米空母も被災地入り
【11月14日 AFP】
台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)がフィリピン中部を襲ってから約1週間が経過した14日、壊滅的な被害を受けた被災地のタルコバン(Tacloban)では犠牲者の遺体が、ようやく集団墓地に埋葬された。
タルコバン市長によると、およそ110体の遺体が墓地に掘られた巨大な穴の底に埋葬されたという。
一方、米海兵ら5000人を乗せた米軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(USS George Washington)が、家を失い、水・食料不足で飢え乾いた被災者たちのための備品や物資、専門家らを運ぶ船団とともにフィリピンに到着した。
だが、貧困地区では、居住地域は完全に崩壊しがれきが散乱したままの状況に被災者たちの絶望感は依然として明らかで、多くの遺体も、いまだに放置されたままだ。
(c)AFP/Cecil Morella
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AFP BBニュース 2013年11月14日 17:12 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3003287
米、フィリピン救援にオスプレイ8機投入
●フィリピン・マニラ(Manila)の空港に駐機した米軍の輸送機オスプレイ(Osprey)と、台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)によって壊滅的被害を受けたレイテ(Leyte)州タクロバン(Tacloban)から米軍輸送機で避難してきた被災者(2013年11月13日撮影)。(c)AFP/Jay DIRECTO
【11月14日 AFP】
台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)によって壊滅的な被害を受けたフィリピンの救援活動が難航している問題で、米国は13日、新型のオスプレイ(Osprey)を含む米軍輸送機を増援に向かわせるため物資の輸送状況はじきに改善するとの見方を示した。
米国は食料・医療支援のために2000万ドル(約20億円)の拠出を表明しており、原子力空母ジョージ・ワシントン(USS George Washington)など米海軍艦船を被災地に向かわせている。
現地では既に4機のオスプレイが緊急支援活動に当たっているが、米海兵隊はさらに4機が沖縄県の米軍普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma、MCAS Futenma)から被災地へ向かったと発表した。
(c)AFP
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AFP BBニュース 2013年11月17日 08:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3003422?ctm_campaign=topstory
フィリピン、台風30号の被災者支援が本格化
【11月17日 AFP】フィリピン中部を襲った台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)によって孤立した被災地では16日、食糧や医薬品などの救援物資が届き始めた。
しかし、人道支援団体らは、離島に点在する数百か所の被災地に物資を届けるのは非常に困難だと話している。
台風30号の通過から8日たち、援助流入経路ができたレイテ(Leyte)州の州都タクロバン(Tacloban)では、被災者に救援物資が届けられた。
台風30号が最初に襲ったサマール(Samar)島東部沿岸にある人口約1万2000人の町、ギポルロス(Giporlos)では、14日にフィリピンに到着した米軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(USS George Washington)から飛び立ったヘリコプターが、初めて倒壊した小学校の校庭に着陸し、救援物資を届けた。
住民の1人は、
「十分な量ではないけれど、とてもうれしい。
ほんの少しでも生き延びられる。
ここには食べ物も家もありませんから」
と話した。
米軍はこれまで、タクロバンなどの被災地に約118トンの食糧や水、テントを届け、2900人近い被災者を安全な場所に空輸した。
赤十字(Red Cross)と緊急医療援助団体「国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres、MSF)」は、今週末までにタクロバンで移動手術ユニットを稼働させると発表。
また日本は、艦艇3隻、固定翼機10機、ヘリコプター6機とともに自衛隊員1200人近くを派遣すると発表。
自衛隊の国際緊急援助活動としては最大規模となる。
(c)AFP/Cecil Morella
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2013/11/16 19:51 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013111601001952.html
オールジャパンでフィリピン支援 官民で大震災時の恩返し
【タクロバン(フィリピン)共同】
台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンで、日本の自衛隊や民間団体が続々と現地入りし、官民挙げての支援活動が本格化した。
自衛隊のC130輸送機も16日、現地に出発。
医療提供や衛生環境改善などに向け「オールジャパンの支援態勢」(政府の援助隊幹部)が整った。
東日本大震災で、日本はフィリピンを含む世界中の国から支援を受けた。
今回、被災地で活動する人々には「恩返しがしたい」との熱い思いがある。
援助隊がレイテ島タクロバンに開いた診療所は「希望のともしび」(地元住民)だ。
』
『
朝日新聞デジタル 2013年11月16日01時27分
http://www.asahi.com/articles/TKY201311150502.html?ref=reca
日本へ「アリガトウ」 援助隊、レイテ島で医療支援開始
●写真・図版日本の国際緊急援助隊のテントで治療を受ける被災者=15日午後、フィリピン・レイテ島のタクロバン、葛谷晋吾撮影
台風30号がフィリピンを直撃してから15日で1週間。多数の死傷者が出た中部・レイテ島タクロバンでは、日本の緊急援助隊医療チームの活動が始まった。
特設のテントには傷ついた人々が長い列を作った。キャサリン・アモヤンさん(32)は出産を間近に控える弟夫妻にかわり、夫妻の子のハリー君(2)を連れてきた。ハリー君は溺れかけたところを救出されたが、脇腹を痛めた。「ひどい状況だけど、信頼できる医療を受けられて助かる。アリガトウ」
国連によると、これまでに判明した犠牲者数は4460人。日本政府は近く、自衛隊員1180人を被災地に送り込む方針を決めた。日本人については75人と連絡がついておらず、安否確認のため、外務省幹部を急きょ在マニラ日本大使館に派遣した。
』
『
朝日新聞デジタル 2013年11月16日20時54分
http://www.asahi.com/articles/TKY201311160262.html
自衛隊医療チーム、活動開始 フィリピン台風被災地
【タクロバン=中野寛】フィリピンの被災地に派遣された自衛隊国際緊急援助隊の医療チームが16日、レイテ島・タクロバンの空港で診療を始めた。被災者たちの健康チェックを始めており、当面は空港を拠点にして活動するという。
チームは、医師や看護師ら10人で編成。16日夕方に空港に到着し、首都マニラへ避難しようと空港周辺に集まっている住民たちを診察している。
親族ら10人と一緒に逃れて来たロシェル・グラさん(34)は、1~8歳のめいとおい計4人で診察を受けに来た。「せきと高熱で苦しんでいる」と訴えると、医務官らは症状を詳しく聞いたり、額に手を当てて熱を測ったりして解熱用の薬を手渡した。グラさんは「台風以来、初めて治療を受けられた。少し安心しました」と話した。
チームは周辺地域の医療ニーズを調査した上で、今後どのように活動を展開するか検討するという。チームリーダーの山崎俊宏2等陸佐(46)は「実際の現場を見て、被害の大きさが分かった。フィリピンの友人たちに医療支援を届けたい」と話した。
』
『
2013/11/17 18:00 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013111701001702.html
セブ島北部の山あい被災地で診療 国際緊急援助隊
【タボゴン共同】台風30号で被害を受けたフィリピン・セブ島北部の山あいの村タボゴンで、自衛隊の国際緊急援助隊が17日、けがを負ったり、体調が悪くなったりした子どもや大人を診療した。
国際社会の目は被害が甚大なレイテ島ばかりに向きがちで、セブ島北部の支援は手薄だった。
村の人々は「支援を待ちわびていた」と感激した。
島の中心地セブから車で約3時間。多くのヤシの木や電柱がなぎ倒され、トタン屋根が吹き飛ばされた住宅も目立つ。
この日は東北方面衛生隊の医師や看護師らが、頭や足の切り傷の手当てをした。
』
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2013/11/16 19:51 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013111601001952.html
オールジャパンでフィリピン支援 官民で大震災時の恩返し
【タクロバン(フィリピン)共同】
台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンで、日本の自衛隊や民間団体が続々と現地入りし、官民挙げての支援活動が本格化した。
自衛隊のC130輸送機も16日、現地に出発。
医療提供や衛生環境改善などに向け「オールジャパンの支援態勢」(政府の援助隊幹部)が整った。
東日本大震災で、日本はフィリピンを含む世界中の国から支援を受けた。
今回、被災地で活動する人々には「恩返しがしたい」との熱い思いがある。
援助隊がレイテ島タクロバンに開いた診療所は「希望のともしび」(地元住民)だ。
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朝日新聞デジタル 2013年11月16日01時27分
http://www.asahi.com/articles/TKY201311150502.html?ref=reca
日本へ「アリガトウ」 援助隊、レイテ島で医療支援開始
●写真・図版日本の国際緊急援助隊のテントで治療を受ける被災者=15日午後、フィリピン・レイテ島のタクロバン、葛谷晋吾撮影
台風30号がフィリピンを直撃してから15日で1週間。多数の死傷者が出た中部・レイテ島タクロバンでは、日本の緊急援助隊医療チームの活動が始まった。
特設のテントには傷ついた人々が長い列を作った。キャサリン・アモヤンさん(32)は出産を間近に控える弟夫妻にかわり、夫妻の子のハリー君(2)を連れてきた。ハリー君は溺れかけたところを救出されたが、脇腹を痛めた。「ひどい状況だけど、信頼できる医療を受けられて助かる。アリガトウ」
国連によると、これまでに判明した犠牲者数は4460人。日本政府は近く、自衛隊員1180人を被災地に送り込む方針を決めた。日本人については75人と連絡がついておらず、安否確認のため、外務省幹部を急きょ在マニラ日本大使館に派遣した。
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朝日新聞デジタル 2013年11月16日20時54分
http://www.asahi.com/articles/TKY201311160262.html
自衛隊医療チーム、活動開始 フィリピン台風被災地
【タクロバン=中野寛】フィリピンの被災地に派遣された自衛隊国際緊急援助隊の医療チームが16日、レイテ島・タクロバンの空港で診療を始めた。被災者たちの健康チェックを始めており、当面は空港を拠点にして活動するという。
チームは、医師や看護師ら10人で編成。16日夕方に空港に到着し、首都マニラへ避難しようと空港周辺に集まっている住民たちを診察している。
親族ら10人と一緒に逃れて来たロシェル・グラさん(34)は、1~8歳のめいとおい計4人で診察を受けに来た。「せきと高熱で苦しんでいる」と訴えると、医務官らは症状を詳しく聞いたり、額に手を当てて熱を測ったりして解熱用の薬を手渡した。グラさんは「台風以来、初めて治療を受けられた。少し安心しました」と話した。
チームは周辺地域の医療ニーズを調査した上で、今後どのように活動を展開するか検討するという。チームリーダーの山崎俊宏2等陸佐(46)は「実際の現場を見て、被害の大きさが分かった。フィリピンの友人たちに医療支援を届けたい」と話した。
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2013/11/17 18:00 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013111701001702.html
セブ島北部の山あい被災地で診療 国際緊急援助隊
【タボゴン共同】台風30号で被害を受けたフィリピン・セブ島北部の山あいの村タボゴンで、自衛隊の国際緊急援助隊が17日、けがを負ったり、体調が悪くなったりした子どもや大人を診療した。
国際社会の目は被害が甚大なレイテ島ばかりに向きがちで、セブ島北部の支援は手薄だった。
村の人々は「支援を待ちわびていた」と感激した。
島の中心地セブから車で約3時間。多くのヤシの木や電柱がなぎ倒され、トタン屋根が吹き飛ばされた住宅も目立つ。
この日は東北方面衛生隊の医師や看護師らが、頭や足の切り傷の手当てをした。
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