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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月13日
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-11/13/content_30587169.htm
中国最大の脅威は日本
米韓にとってアジアの平和と安全を最も明らかに、最も直接、最も具体的に脅かす危険は核兵器やミサイルなど大規模殺傷兵器を含めた朝鮮といえる。
だが実際に朝鮮の脅威は局部的で、韓国にとっては確かに脅威だが、日本や米国、アジアの他の国にとってそれほどの脅威ではない。
環球網が伝えた。
多くの中国人にとって、中国とアジア地域の安全保障上の脅威は米国のようだが、近年、米国の「アジア太平洋シフト」、「戦略的リバランス」がこの印象を強めている。
こうした戦略の下、米国はより多くの軍事力をアジア太平洋地域に配備し、中国を念頭に「海空一体化」軍事戦略を実施するほか、アジア太平洋地域にミサイル防衛システム(BMD)などを配備し、中国にとってアジア太平洋地域の主要な脅威となっている。
ただ「米国脅威」は理論的、潜在的なもので、70年代初め以降、米国の対中主導戦略は中国との対抗ではなく、中国と接触して協力を探ることに変わった。
多くの中国人が米国を中国の安全保障上の脅威と考えているが、戦後70年を含め過去数百年にわたり米国が単独で中国を侵略したことはない。
米国が過去唯一中国を侵略したのは8カ国連合軍に参加した時だ。
米国は世界の主要国家の中で唯一単独で中区を侵略したことのない国だ。
中国の国家安全保障、アジアの平和と安全を脅かす脅威は米国ではなく、日本だ。
日本は昔から中国やアジア各国に最大の危害を及ぼす国だった。
第二次世界大戦中は多数のアジアの国を侵略し、数千万人ものアジア人が命を落とした。
過去に中国やアジアの人々に犯した大罪に対して、日本政界の要人はいまでもその罪を認めようとしない。
日本の脅威と危険の根本は日本という島国民族の心理と文化からきている。
島国という国土が狭い国情から、偏狭で封鎖的な民族文化と性格が形成され、
日本は他の国の民族と真の友好を結び、アジアや国際社会に溶け込むことができない。
長年、すべての隣国(ロシア、中国、朝鮮、韓国)との関係が悪く、すべての隣国と領土争いがあり、すべての隣国を侵略したことがあるといった証拠がこの点を証明している。
日本は近年視線を移すため、「中国台頭」、「中国脅威論」を騒いでいるが、これは是非を混合している。
中国は発展し、軍事力も近代化しているが、この二三千年の歴史において中国は絶対大多数の時代、国力、軍事力で日本より勝っていたが、日本を侵略して植民地化したことはなかった。
しかし日本は1868年の明治維新から100年余りで国力・軍事力が中国やアジアを上回り、中国やアジア各国をやりたい放題侵略し、奴隷のように酷使した。
このことから誰がアジアの平和と安全の脅威であるかはっきりわかるだろう。
アジアの平和と安全への日本の脅威に対し、中国とアジアには選択肢はない。
国力、軍事力で日本を上回り、日本を抜くしか、
中国とアジアを脅かす日本の潜在的脅威を抑え、阻止することはできない。
▲(清華大学国際戦略発展研究所所長 楚樹竜、学者 陶莎莎)
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一年前は「歯牙にもかけない相手」であるとした日本が、
一年後は「中国最大の脅威」になってしまった。
少し前には第一列島線を突破して太平洋の勇躍する中国艦隊であったが、
いまでは今では「日本のミサイル門」をくぐって出ていく中国艦隊になっている。
ということは、潜水艦を除く中国艦隊の大半が日本の手の内でコントロールできいるということになってしまった。
となれば、やはり中国の愁訴感は大きいだろう。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年11月14日 15時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79144&type=0
日中関係は高齢化により“暴走老人”同士の対立へ
=「衝突は電子ゲーム化する」―豪メディア
●13日、オーストラリアのローウィ国際政策研究所ウェブサイトは「東アジアは暴走老人の対立を迎える」とする記事を掲載した。資料写真。
2013年11月13日、オーストラリアのローウィ国際政策研究所ウェブサイトは
「東アジアは暴走老人の対立を迎える」
とする記事を掲載した。
14日付で環球時報が伝えた。
東シナ海の情勢が緊張を増す中、中国は絶えず日本に圧力をかけ、
「尖閣諸島(中国名:釣魚島)に主権問題は存在しない」
との立場を捨てるよう迫っている。
日本の小野寺五典防衛相は最近、中国公船が週に1回以上のペースで尖閣諸島の海域に侵入していると指摘し、この行為について「グレーゾーンだ」と述べた。
しかし、われわれはこれほど年老いたライバル関係は見たことがない。
両国は伝統的な手段で戦略的優位を得ようとしているが、中国と日本はともにこの駆け引きを続けるだけの人口を急速に失っている。
中国の統計によると、2012年に15~64歳の人口は345万人減少した。
また、中国老齢科学研究センターは、中国には2億人余りの老人がいると指摘。
対する日本も65歳以上の人口が総人口に占める割合は23%を超え、この先数十年もすれば、その数は総人口の3分の1にも達する。
日中両国は、軍に入隊するのに十分な年齢の人口が急速に減少している。
したがって、日に日に複雑化する軍事力をコントロールすることが難しくなり、また一方では巨額の富を生み出す創造性豊かな産業に労働力を提供できなくなっている。
将来、歩行器がミサイルに取って代わり、中国と日本の必須の武器になるかもしれない。
しかし、高齢化が進むロシアが安全保障を核兵器に頼るようになったように、より危険な状況に陥る可能性もある。
日本と中国はともに無人機とロボットに強い興味を示している。
両国の若者の趣味を考えると、衝突は複雑な“電子ゲーム”になるかもしれない。
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