2013年9月19日木曜日

「無人機戦争」がアジアにやってきた!:領空侵犯 無人機、:撃墜も検討

_



●.沖縄県・尖閣諸島の北東約200キロの東シナ海を飛行しているのが確認された国籍不明の無人機=2013年9月9日、防衛省統合幕僚監部提供


ウォールストリートジャーナル     2013年 9月 18日 20:15 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324353404579082751583449272.html

領空侵犯無人機、撃墜も検討=対処方針策定へ—日本政府

 政府は、国籍不明の無人機が日本領空を侵犯した場合を想定し、対処方針の策定に着手した。
 政府関係者が18日、明らかにした。無人機が領空内で墜落する恐れがあるなど、国民の生命や財産に危険が及ぶと判断したときには、緊急避難として自衛隊による撃墜を可能とすることも検討する構えだ。

 パイロットが操縦する戦闘機や爆撃機が領空侵犯した場合は、緊急発進(スクランブル)した航空自衛隊の戦闘機が無線や警告サインによって、領空外への退去を求めることができる。
 しかし、相手が無人機であれば、自衛隊機の意図が伝わらない可能性が大きい。
 無人機は遠隔操作で操縦されるため、突然の故障で墜落する恐れもあり、近くに原発や石油コンビナートがあれば、甚大な被害を引き起こしかねない。

 今月9日には沖縄県・尖閣諸島周辺を、中国軍とみられる無人機が飛行した。
 政府は、尖閣の領有権を主張する中国が公船による領海侵入に加え、空域でも活動を活発化させていることを警戒。墜落事故などによる人的被害を未然に防ぐため、無人機への対処方針の策定が不可欠と判断した。 

[時事通信社]


毎日新聞 2013年09月13日 18時36分(最終更新 09月13日 20時06分)

尖閣無人機:中国軍の「翼龍」と報道 香港誌

 【北京・石原聖】香港誌「亜洲週刊」最新号は軍事専門家の話として、9日に沖縄県・尖閣諸島に飛来した無人機は中国軍の「翼龍」で、
 「(中国側の)戦術的優勢を誇示するため」
に飛ばしたとみられると伝えた。

 「翼龍」は偵察とミサイルによる攻撃能力があるとされ、全長約9メートルで航続距離約4000キロ。
 中国国防省は9日、中国軍所属を認めた。

 中国メディアは今年5月、欧米メディアを引用する形で中国初のステルス無人機「利剣」が地上滑走実験を完了したとも報道。
 「翼龍」は米軍無人機「リーパー」に、利剣は米軍無人機「X47」の試作機に似ているとされる。
 翼龍は価格がリーパーの30分の1で、中国は無人機市場の拡大を狙っていると見られる。

 公空上にある飛行機を撃墜することはできないだろう。
 だが、もしこれが自国の領空を飛行していると判断したらどうなるのか。
 まずは、「国籍」を尋ねることになるだろう。
 でも無人機では返答できない。
 とすると無国籍機が侵入ということで、防空体制に入り撃墜ということになる。
 そうするとどうなるのか?
 詳しい国際法の知識がないので分からない。
 無人機が安易に撮影されるようだとすると、その意味はなにか。
 意図的に撮影されるように飛ばしているのか、それとも撮影されないであろうということで飛ばしていて、見つかってしまったということ か。
 無人機なら、相手領空へ入れば確実に撃墜される。
 陸なら残骸が残るが、海では藻屑と消えてしまう。
 この辺りを解放軍はどう見ているのか。
 潜水艦も同じ。
 海に潜っているのだから闇に葬ってしまうこともできるわけである。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月18日 5時56分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76902&type=0

中国は領土紛争で対外アピールを重視すべき
=強圧的態度はマイナス―中国メディア

 2013年9月12日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、英国の軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーの元アジア太平洋版編集者、トレバー・モス氏の論説を掲載した。
 論説の中でモス氏は、中国政府が
 隣国との領土問題において「ひどい手法のプロパガンダと味気ないハッタリ」
でこれを覆い隠してしまうことは、事の真相に対する人々の関心を分散させてしまうと強調した。
 参考消息網が16日に伝えた。

 同氏は、中国の大型戦略爆撃機・H-6(轟-6) 2機が今月8日に沖縄本島と宮古島の間を通過したことを例として挙げ、
 「中国側はまたしても尖閣諸島問題において先にけんかを仕掛ける役割を演じてしまった
と指摘。
 「一連の行動は不必要な挑発行為だ。
 なぜなら日本側は自身の利益を守る防衛能力があるのだから
と強調した。

 同氏はまた、中国が
 フィリピンとの領土争いにおいては常に
 「自分の強さをかさに着て弱い者いじめをする」立場を取り続けている
と指摘。
 フィリピンが南シナ海の領有権問題について国連機関に仲裁を求めたことに反発した中国が東南アジア諸国に対し、フィリピンを「孤立化」させ「こらしめる」よう圧力をかける二重政策を採用していることについて
 「こうしたやり方は他の東南アジア諸国をただ恐れさせるだけだ
と強調した。
 フィリピンのアキノ大統領が求めた和解を中国側が拒んだことについても
 「中国はまたしても悪者を演じてしまった
と指摘。
 「領土紛争の歴史と法的根拠をより深く調べたなら、多くの場合は中国側に理がある。
 しかし、こうした強圧的な行動を取ると、人々に疑念を抱かせる結果になってしまう。
 中国が国連による仲裁を拒否したことはとても遺憾だ。
 もし強圧的な行動を取らなければ、スカボロー礁(中国名:黄岩島)は隣国の尊重とともに得ることができるだろう」
と述べた。


 中国の外交を見ているとこれは大国外交ではない。
 というより、外交をやっていない。
 外交を知ろうとしていない、ということである。
 それはなぜか。
 中国政府の眼は常に国内に向いている。
 外国にどうおもわれようと全く気にしていない。
 政府当局は外国に対して毅然としてガンガンやっている、
そういうイメージを中国民衆にアピールしている。
 民衆の不満が高まらないように民族主義を高揚して当局の正当性を国民にアピールすることがまず第一の目標で、そうすることによって周辺諸国がなんと思おうとしったことではない、ということである。
 中国には外交はない、あるのは恫喝だけ
である、ということであろう。
 それは、中国にとって外交は不要の産物であり、当局は常に国内に意を払わねばならない状況協に置かれているということでもある。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月18日 12時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76921&type=0

中国、無人機による尖閣監視続行の構え
=「防衛省、無人機撃墜検討」をけん制―中国外交部

 2013年9月17日、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、防衛省が
 「尖閣諸島空域に中国の無人機が侵入した場合、撃墜についても検討している
との方針を示したことについて、
 「中国側は(無人機が)釣魚島(尖閣諸島)の領土と主権を防衛する能力があると確信する」
と発言した。
 中国外交部の公式ページの情報をもとに中国新聞社が伝えた。

 また、翌18日は満州事変の発端となった柳条湖事件の発生した日であったため、「九一八事変(柳条湖事件)は日本軍国主義が中国侵略戦争を発動するきっかけとなった。
 中国では九一八を記念して中華民族の熱愛と平和、たゆまず励む偉大な精神を大いに発揚させ、中華振興のために努力奮闘しなければならない」と述べた。

 さらに洪磊報道官は
 「日本軍国主義が近代に発動した対外侵略戦争は、アジア近隣の被害国民に深刻な災難をもたらした。
 われわれは日本側が侵略の歴史を深く反省し、歴史や未来に対する責任ある態度に基づいて、平和的な発展の道を歩み、歴史問題における厳粛な態度や約束を守り、実際の行動をもってアジア隣国や国際社会の信頼を得るように再度促したい」
と発言した。

 17日、安倍晋三首相は有識者会議を開いて集団的自衛権行使の問題について検討。
 さらに日本政府は先制攻撃の能力向上を考慮していることについても表明した。
 これについて洪磊報道官は、
 「歴史的な原因により、日本の軍事安全分野に関する動向はアジア隣国や国際社会から一貫して高い関心を集めている。日本は歴史を鑑(かがみ)として、地域の平和や安定にとって有利になるようなことをするべきだ。
 日本が緊張関係を人為的につくり出したり、誇張したりして軍備を拡充し、軍事的策略を推進する口実にするのをやめるよう中国側は望んでいる」
と日本側をけん制した。



レコードチャイナ 配信日時:2013年9月22日 8時34分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77045&type=0

<尖閣問題>無人機戦争がアジアにやってきた―米誌

 2013年9月17日、米誌フォーリン・ポリシーは記事「無人機戦争がアジアにやってきた」を掲載した。
 米華字ニュースサイト・多維網が伝えた。

 9日、尖閣諸島に近い東シナ海上空に中国の無人機が出現、日本の防空識別圏に進入した。
 フォーリン・ポリシーは
 無人機による尖閣諸島巡視が実施されれば、アジアの無人機軍拡競争を招く
だろうと指摘している。

 日中はちょっとしたトラブルが軍事的衝突に発展しかねない緊張関係にあるが、
 無人機の使用はまさにその引き金を引きかねない。
 また南シナ海情勢の緊張をさらに高める要因にもなるという。

 アジア諸国は無人機に関する経験が少ない。
 また無人機に関する国際ルールも不足している。
 ゆえに無人機などの先端軍事技術はアジアを戦争に巻き込む可能性が高い
と警告している。




【トラブルメーカーから友なき怪獣へ】



____