2013年11月11日月曜日

無人偵察機グローバルホーク:中国空軍が防空識別圏を検討、沖縄を含む可能性

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●米軍 グアムに最新鋭無人偵察機グローバルホーク配備の狙い
アップロード日: 2010/09/21

●【NASA】無人気象観測機『RQ-4(グローバルホーク)』


●無人偵察機「RQ-4 グローバルホーク」


レコードチャイナ 配信日時:2013年11月11日 18時28分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78973&type=0

日本の空中偵察能力、
 「米無人機を導入すれば中国より優勢に」、上空2万mから中国を偵察―米メディア

 2013年11月9日、参考消息網によると、米軍事情報サイト・ストラテジーページは今月4日、
 「中国の無人機・BZK-005は今年9月に沖縄県に接近。日本の領空には侵入しなかったが、日本は無人機が自国の領空を侵犯した場合撃墜すると態度を明らかにしており、中国も同様の態度を表明している」
と報道した。

 一方で、日本の米無人偵察機RQ-4(グローバルホーク)の購入検討は、中国にとって懸念材料であると指摘。
 さらに、日本は中国より高性能な無人機のセンサーを使うことができるため、米無人偵察機を導入すれば日本は中国より有利になると分析した。

 このほか、「BZK-005は上空8000mまでしか上昇できないが、RQ-4は上空2万mまで昇れる。
 RQ-4を導入した場合、日本は中国の海岸から24km離れた上空2万mの地点で、数百km圏内の中国の陸地施設を鮮明な画像で映し出すことができる。
 両国は尖閣諸島といった、互いに主権を主張している場所で無人機による活動を展開する可能性があるが、仮に無人機を撃墜しても人員の被害はないため、そこまで深刻な状況には発展しないだろう」
と楽観的な意見を掲載した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月8日
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-11/08/content_30538193.htm

中国が長時間航続可能な無人機の開発を進めている。このほど、1機の最新型高空長航続時間無人偵察機の写真がネットユーザーに公開された。



(注).1機とあるが、写真は2種類の無人機である



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月12日
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-11/11/content_30560922.htm

 中国空軍が防空識別圏を検討 沖縄を含む可能性



 日本の共同通信社は10日、中国空軍が領空の外側に「防空識別圏」を設定することを検討していると伝えた。
 設定されれば、日本が設けた防空識別圏と重なり合い、中日の戦闘機が東中国海の上空で対立する可能性は高まることになる。

 毎日新聞によると、防空識別圏は一国が領空の外側に自主的に設定する空域で、一般的に公海上空に設定するため、理論的にはどの国の航空機も自由に行き来できる。
 しかし、敵側の航空機が同区域に進入し、自国の領空に向かっていることを確認した場合、設定した国は「領空を守る」ために戦闘機を緊急発進させて対応する。
 日本やベトナムなどはすでに東中国海と南中国海の上空にそれぞれ「防空識別圏」を設け、日本が東中国海に設定した「防空識別圏」は「日中中間線」を越えている。
 中国は釣魚島の領有権を主張しているため、中国がそれを基準に「防空識別圏」を設定すれば、日本の沖縄も含むことになる。

 共同通信社は、中国軍の文書によると、空軍指揮学院の幹部は「防空識別圏」の早期設定を提案したと報道。
 毎日新聞によると、10月31日の中国国防部の記者会見で、楊宇軍報道官は中国が「防空識別圏」を設定するかについて、認めも否定もしなかった。
 楊宇軍報道官は、
 「航空兵部隊を含む中国の軍隊は強い警戒を保っており、各種の空中の安全への脅威に対し、相応の処置を適切にとっている」
と述べた。



レコードチャイナ 配信日時:2013年11月25日 22時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79587&type=0

尖閣問題で軍事専門家が指摘、「日本による中国無人機撃墜は戦争行為と見なされる」―中国メディア


●24日、中国の軍事専門家は「日本が中国の無人機を妨害し墜落するようなことがあれば、それも侵犯行為であり、戦争行為だと見なされる」と指摘している。写真は中国海軍。

2013年11月24日、中国メディア・前瞻網によると、尖閣諸島(中国名・釣魚島)は日本と中国の境界に位置しているが、この島をめぐる問題には海軍の存在が不可欠となっている。しかし、中国にはこの海域におけるレーダー施設はなく、同海域から外では艦船を出動させレーダー指揮の任務に当たらせることが必然的な選択だという。

記事はまた、中国はKJ-2000、KJ-200早期警戒管制機の使用も選択肢の1つだとしている。KJ-2000は高性能のAESAレーダーを搭載していることに加え、パルスドップラーレーダーを備えており、低高度の探査能力も優れているとされ、戦闘区域において高い情報収集能力を持つという。

中国の軍事専門家は、日本から挑発的な言動が繰り返されていることについて「仮に公海の空域であっても中国の航空機が撃墜されれば、それは戦争行為と見なされる」とし、「何らかの形で中国の無人機を妨害し墜落するようなことがあれば、それも侵犯行為であり、戦争行為だと見なされる」と指摘している。





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