2013年11月13日水曜日

アジア・ロシア大陸は「群雄割拠の時代」へと突入:露ベトナム首脳が会談、軍事協力強化

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2013年11月12日23時06分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131112-OYT1T00992.htm

露ベトナム首脳が会談、軍事協力強化の共同声明

 【モスクワ=田村雄】ロシア大統領府の発表によると、プーチン大統領は12日、ベトナムを訪問し、チュオン・タン・サン国家主席(大統領)と会談した。

 両首脳は、軍事やエネルギー分野で協力を強化する共同声明を発表した。

 両首脳は共同声明で「両国の軍事協力はアジア太平洋地域の平和と安定に寄与する性格を持つ」と表明。
 インターファクス通信によると、プーチン大統領は会談後、記者団に露側がベトナム軍に装備品の供給を増やす方針を明らかにした。

 両首脳は、ロシア産の天然ガスのベトナム輸出や北極海における天然資源の開発に向けた調査などでの協力も確認。
 両国間の貿易拡大のため、ロシアがベラルーシ、カザフスタンと構成する「関税同盟」とベトナムとの間で進める自由貿易の実現に向けた協議を活発化させることで一致した。


 ロシアとベトナム、ロシアとインド、地政学的にこの関係の中間に中国がいる。
 中国は、ロシアとインドとそしてベトナムとの関係を強化する。
 ロシアの外交は「非集団化」という。
 二国間で関係を結び、集団で手をくむことはしない。
 ということは、すなわちこのアジア・ロシア大陸は「群雄割拠の時代」へと突入するということになる。



レコードチャイナ 配信日時:2013年11月15日 17時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79191&type=0

日中関係、日本からの開戦はない―香港メディア


●13日、香港メディアは日本が中国に戦争を仕掛けることはあり得ないと指摘した。写真は中国人民解放軍。

 2013年11月13日、香港の中国評論社は
 「日本は日中間の戦争という軽挙に出るだろうか」
と題した記事を掲載した。
 日本と中国は領有問題が激化しつつあるが、安倍晋三首相のブレーンでもある北岡伸一氏は6日、日本は集団的自衛権について憲法解釈を変更すべきだとの考えを明らかにした。
 日米同盟が正式に結ばれる前触れだとだとし、現実のものとなれば日中間の紛争は複雑化すると伝えられている。

 日本の度重なる軍事的挑発に対し、中国国防部は日本大使館の駐在武官を呼び抗議するとともに、原子力潜水艦部隊の情報を公にすることで核抑止力を強めようとしている。
 また、日本が島しょ奪還を想定した演習を行った際には、中国は実戦さながらの軍事演習を行うことでけん制しており、専門家はこうした対抗処置が軍事摩擦に発展する可能性を指摘している。

 しかし、日本の当面の戦略上の目的やこれまでの歴史的背景から、日本側から戦争を引き起こす可能性はないと記事は指摘。
 尖閣諸島によって民意を集約させ、
 憲法を改正し、
 自衛隊の縛りを緩めることが日本にとって戦略上最大の目的であり、
 それを達成するまでは安易に戦争を起こすことはない
としている。
 また、中国は成長を続ける中で国内において様々な問題が表面化してはいるが、
 それらは解消不能な状態にはほど遠い。
 このように準備が整っておらずタイミングが良くない現在、日本が戦争を仕掛けることはあり得ないと指摘した。


 日本は民意が集約しつつあるのに、中国は様々な国内問題が表面化している。
 なら、今の状況は日本にとって最良のチャンスとなるのではなかろうか。
 日本は仕掛けないが、仕掛けさせたいと思っているのいではないだろうか。
 中国が最初の一発を撃ってくれることを心待ちにしている、と言っても間違いにはならない。
 こちらから手は出さないが、中国が手を出したら
 「やる」つもりである
ことは、おそらく共通認識されているのではないだろうか。





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